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ブラッドボウルをはじめる
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ザ・ゲーム・オブ・ファンタジーフットボウル!最後まで何が起こるかわからない、ハチャメチャなフットボールゲーム!とまあ、そんな感じの文句を謳いたくなってしまうこのゲームなんですが、実のところめっちゃ奥深い、緊張感のある戦略的な駆け引きが盤面では繰り広げられる、対戦型のゲームでございます。
実はウォーハンマーと同じく、30年以上の歴史があるこのゲーム。そしてさらに驚くべきは、いくつかのマイナーチェンジはあるものの、基本のルールがほぼ変わっていないほどに完成されているところ。「シンプルなのに奥深い」なんて常套句では片付けられない魅力が詰まっています。まさにザ・ゲーム・オブ・ファンタジーフットボウル!

​むっちょが語る!ブラッドボウル へ

ブラッドボウルは、様々な種族が生きるファンタジー世界の娯楽スポーツ、ブラッドボウルをテーブル上で再現する、ターン制のゲームです。
突然の悪天候や熱心なファンからの投石など、最後まで何が起こるかわからない、エキサイティングなフットボール、ブラッドボウルのチームコーチとなり、個性豊かな選手たちを勝利に導きます。
このページでは、ブラッドボウルをゼロからはじめる際に必要な物や、楽しく続けるためのアイテムを紹介します。

絶対に必要なもの

Blood Bowl The Official Rules

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ブラッドボウルを遊ぶために必要なルールが収録された書籍。
プレイヤーが各ターンで行える、ミニチュアの移動、ブロックやパスの方法の手順が記載されている。もちろん得点の仕方も記載されている。
本ゲームの醍醐味である、成長要素のある長期間のキャンペーンルールで遊ぶためのガイドラインや、各選手のステータスのデータ等も収録されているので、ゲームをする上で必要なルールはこれ1冊でほぼ完結している。
2つのチームとピッチを再現したゲームボードなどが入ったお得なセット、Blood Bowl Second Season Editionにも同じものが封入されている。

選手のミニチュア

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ブラッドボウルをプレイするために必要な駒。
どれも未組立・未塗装のプラモデルなので、組立にはニッパーなどの工具が必要となる。
スポーツゲームらしく、ゲームをするために必要な選手のミニチュアは最低11人となっている。
チーム毎に、特徴的で躍動感の溢れるミニチュアの入ったボックスが販売されており、ひと箱で必要最低限のミニチュアを揃えることが出来る。先述のキャンペーンルールを最大限楽しむために必要な数の目安はだいたい1.2箱。
本国イギリスからの個人輸入でのみ手に入る、スター選手のブリスターパックなども用意されている。

ダイス、トークン

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ブラッドボウルをプレイする上で最も重要なアイテム。
このゲームでは、ブロックの成功不成功、ボールの取り扱いの上で起きる様々な出来事を、ダイスを使って判定する。
ダイスはブラッドボウル用にデザインされた特殊なダイスを使うため、専用のダイスが用意されている。
あくまでゲーム中のゴール数を競うゲームであるので、それらを表すためのトークンや、選手の状態を表すトークンなどがあると便利。

ピッチ、テンプレート、ボール

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ピッチを模したゲームボード。専用のピッチが用意されており、チーム毎のホームのピッチを持ち寄りゲームをすることでゲームの雰囲気がめちゃくちゃよくなり、テンションもあがる。…冗談ではなく専用のものが必要で、特殊なルールが付属したピッチも販売されている。
ボールなどを投げる時に使う、ボード上の距離を測るためのものさしや、ボールなどが転がる方向を決める時に使うテンプレートなどは、専用のものがほぼ必要不可欠。
ゲームで使うボールは、正直わかりやすければなんでもよいが、特徴的でイカしたボールがチームのミニチュアボックスに入っているので、せっかくなら一緒に用意しておきたい。

ゲーム体験を豊かにするもの

シタデルカラー

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ザ・ゲーム・オブ・ファンタジーフットボールの魅力的な選手たちをペイントするのに適した水性の塗料。
溶剤を使用せず、水だけで薄めることが可能、臭いもないので、フィギュアの塗装にはじめて挑戦する人も安心して使用出来る。ほとんどが筆塗り用にデザインされている。
ミニチュアの箱や関連の書籍には、使用したカラーやペイントの手順などがしっかりと紹介されているため、少しのコツさえつかめば、自分が塗り上げた、世界にひとつだけのオリジナルミニチュアのペイントを存分に楽しめる。

ゲームテーブルと対戦相手

ブラッドボウルは、各種ミニチュアやダイスなどに加え、そこそこの広さがある平らな場所が必要とされる。快適なゲームプレイのためにはある程度の場所が求められる。
また、ゲームに使用する駒としてのミニチュアだけではなく、ブラッドボウルの熱狂的な試合をテーブル上で再現するための審判や、魅惑のチアガールのモデルも販売されており、臨場感のあるプレイとSNS映えには欠かせないアイテムとなっているが、いかんせん値段も高い上に、正直あってもなくてもゲームは可能。
東京都文京区千石にあるジャイアントホビーには、審判やチアガール以外がほぼ完璧に揃った常設のテーブル4卓に加え、ペイントブースやビール、ソフトドリンク、ホットドッグ等を楽しむスペースを完備。
定期的に開催されているゲームデイの他にも、対戦相手を募集して探すことの出来るコミュニティツールもあるので、是非とも利用したい。

​スタッフの一言

ボールもろともチームメイトをぶん投げるトロール、突如ピッチのど真ん中で日光浴をはじめるツリーマン。ファンタジックでコミカルな出来事が次々と起こりますが、そのゲーム性は結構ガチ。はじめてフルでゲームをした時は正直、これが知恵熱かってなるほどクラクラしました。
また、コーチとなってチームを運営していくキャンペーンリーグでは、些細なトラブル(ちょっと本気で走ったら転んだ等)が大怪我につながり、そのまま選手生命を絶たれる、なんてことがしばしば起こるため、一挙手一投足に緊張感が生まれます。
そんな真剣なゲームのあとには、血みどろのピッチを眺めながら、ビールを片手にお互いを称え合うコーチたちの姿が。なんともスポーツマンシップにあふれるすばらしい光景じゃあございませんか。これもガチ。
2021年現在、ゲームルールの日本語版がない、という難点を抱えつつも、定期的なゲームデイとゲームイベントが開催され続けている、この熱狂的なゲームの世界にみなさんも一歩足を踏み入れてみては如何でしょうか。

​むっちょ

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