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ゲーム・オブ・ファンタジーフットボール!ブラッドボウルだ!
ファンタジー世界の娯楽スポーツを再現する、ゲームズワークショップブランド異色のテーブルゲーム。
現在展開しているウォーハンマー関連の各種ゲームの中では珍しく、他のゲームと陸続きになっていない、別の世界線を舞台にしたアッパーなゲームです。

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ミニチュア

何はともあれミニチュア。
フットボールゲームチームのミニチュアということで、親しみやすくなじみ深いファンタジー世界の住人たちが、おそろいのユニフォームを着ている(着させられている?)のがとにかくコミカルで可愛らしくて愛おしい。
生き物としての構造自体はバラバラだけど、同じチーム、みたいな人たちもいるので、ユニフォームの着こなしなんかも個性的なのも魅力的。ユニフォームってか、首からゼッケンをぶら下げてるだけのヤツまでいたりする。
「俺ンとこのチームのテーマカラー」を決めてオリジナリティをしっかり出してペイント出来るのもイケてるポイント。最高。

愛され続けるワケ

ファンタジックな選手を使ってフットボールをするゲームなので、当然お互いに点を競い合うのが目的なのですが、ケレン味あるビジュアルとは裏腹に、ゲームのルールはめっちゃしっかりめ。
1986年にボードゲームとして登場してから現在まで、細かいブラッシュアップはあるものの、基本的なルール構造は変わっていないといえば、すんごい完成されたゲームであることはおわかり頂けるはず。
実際、10年プレイヤー、20年プレイヤーなんて大大大先輩もまだまだ現役で遊び続けています。(めちゃめちゃ上手で、完敗したけど、本当に紳士な方で、素敵なゲーム体験だった!)最高。

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最髙のゲームシステム

個性豊かな選手たちをひとりひとり順番に動かし、ボールを抱えてゴールラインを越えたら得点が入るので、大きな声でタッチダウンのコールをして、歓喜のパフォーマンスをする。二、三度遊べばルールブックなしでも遊べる比較的シンプルなルール。
最高のパスとキャッチでビッグプレイを魅せる、かけっこが上手なヤツでフィールドを駆ける風になる、何人で囲んでも止まらないタフガイでのパワープレイ。しかし、一癖も二癖もある選手を操るのは相手も同じなので、タッチダウンを決めるためには、実際のチームスポーツのように二手先三手先を読んだ緻密な戦術と読み合いが必要になってきます。
ダイス運が絡みつつ、状況がめまぐるしく変わる緊迫した詰将棋、みたいなゲーム性が架空の世界の娯楽スポーツを完璧に再現しています。最高。

リーグ戦

ブラッドボウルの魅力を語る上で欠かせないもうひとつの要素、キャンペーン形式のリーグ戦。
ただ対戦相手との試合に勝つためだけではなく、チームを運営していくコーチのロールプレイを楽しむためのルールまで用意されています。コーチたちは、選手たちと契約を交わし、ドラマチックな試合展開でファンを獲得し、チームをより大きくしていくための資金を集めながらリーグの優勝を目指します。
リーグの中で選手たちは様々なスキルを獲得していき、華々しい活躍を魅せるスタープレイヤーに成長させることが出来ます。しかしゲーム中に起きる、本当に、ほんっとーに些細な事故で、選手生命どころか命が絶たれることもあったりもするので、気が抜けません。
あとゲームが終わった後に対戦相手と交わすビールが美味いです。最高。

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ビデオゲーム版もすごい

このテーブルゲームとほぼほぼ同じゲームルールで遊べるビデオゲーム版も実は結構すごいめっちゃ面白くてすごいです。
先述のゲームシステムと、リーグ運営ももちろん同じように楽しめる上に、ピッチでなにかが起きると超クールな演出が流れたりするので、アナログもデジタルも両方遊んでみるのもオススメ。実は僕はビデオゲーム版を先に遊んでから、テーブルゲームの方を遊びました。脳内のアレがすごかった。最高。
2021年現在、最新作「Blood Bowl 3」が発売予定とアナウンスされています。超楽しみ。

誇張じゃなく僕の中で最高に良く出来たスポーツゲームだと思っていて、魅力を伝えようとすると早口のオタクみたいになっちゃうので、控えめな感じで紹介、とか思いながら文字を打っていましたが、結局結構読むのがダルめになるくらいのボリュームになってしまいました。
ここまで読んでくださったそこの貴方!いつかピッチでお会いしましょう!バイビー!

​むっちょ

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